2019-11-07 第200回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
また、ペンス演説では、日本の施政下にある尖閣諸島周辺海域での連続六十日以上の公船派遣というようなこともお話しになっておられます。
また、ペンス演説では、日本の施政下にある尖閣諸島周辺海域での連続六十日以上の公船派遣というようなこともお話しになっておられます。
中国に対してはその都度厳正に抗議を行っておりますし、その際、尖閣諸島周辺海域への公船派遣の中止、東シナ海資源開発に関する日中間の協力についての二〇〇八年合意に基づく協議の早期再開、日中中間線の日本側海域における海上ブイの撤去などを強く求めてきております。先月の安倍総理の訪中では、御指摘のとおり、東シナ海を平和、協力、友好の海とするということを決意として総理からも直接示していただきました。
我が国は、中国側に対しまして、外交ルートを通じてその都度厳正に抗議するとともに、さまざまな機会を捉えて、かかる公船派遣の中止を求めております。引き続き、断固として我が国の領土、領海、領空を守り抜く、こうした決意で、毅然として、そして冷静に対処していかなければならないと考えます。
まず、中国による尖閣諸島への公船派遣等、力による現状変更の試みには、毅然かつ冷静に対応していかなければならないと考えています。国際法の遵守等、基本的なルールの重要性について国際社会としっかり共有していかなければいけない、こういったことで、従来からも、外務省としても、総理、外務大臣を初め、各国の大使等も含めて、さまざまなメディアへの対応を行ってきたところであります。